月別アーカイブ: 4月 2013

子ども夢ハウスおおつち開所式 

今日、4月11日 子ども夢ハウス大槌が始まりました。 笹原留似子さん、桜の菊池さん、開設準備室長の吉山君、首都圏統合施設長の宮本君、そして私。 岩手日報と河北新聞の二人に記者さん。 式典は、式典でなく、「ことはじめ」という様相です。まず、笹原留似子さんによる、「看板書き」。「子ども夢ハウスおおつち」と、下書きもせず、一気に書き上げてしまいました。さすがですね。しかも、夢の一文字が大きいのです。それがまた実に素敵。   記念植樹で、姫リンゴを木樽に埋め変えました。笹原さんが木をポットから取り出し、樽に置き、吉山、藤原の二人で植え込みました。  姫リンゴの木にしたのは 、子ども(小さな実)でも叱り戯れて、たくさん木に張り付くさまが、わがハウスの近い将来に似ていると感じたからです。多くの子どもたちが勝手にむしりとって食べてくれるといいですね。 、 その後、玄関の浄め 道路入口まで 笹原さん 吉山君がお浄め

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山口から 浦安から 大槌に入る

子ども夢ハウス原風景です。何十年か先に、この風景が変わり、現在の7LDKのこども夢ハウス大槌は隣の畑にも何かが立ち、「へえーっ! 〇年前は、こんな殺風景だったんだあ!」という声がするかもしれません。素敵な場所に、子ども夢ハウスは根を下ろしました。 玄関です。この玄関に 多くの方々が出入りして 生きる力を取り戻してくださるといいですね。さりげない、ただの玄関だけど、この玄関を、ひたすら頼りに、駆け込んでくれる子どもが一人でもいてくれることを願わずにおれません。 、

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子ども夢ハウスおおつち入口です

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こども夢ハウスおおつちが 動き出した

 悩んでいる子どもがいれば、すぐに飛び込んでこられる家を用意したい。話を聴いてあげることくらいしかできないが、しっかり受け止めてあげたい。せめて温かいスープ一杯飲んでほしい。そういう家を大槌町につくりました。  津波で流されずに残っていた、高台の7LDKの貴重な建物二階建てを借り受けることができました。そこで、「子ども夢ハウスおおつち」を開設します。   住所は、 岩手県上閉伊郡大槌町安渡二丁目250番地16 です。  4月8日に山口で買い物をし、いずれ大槌で送迎車となるボディーに「夢」のマークがでかでかと描かれた、「夢車」2台に積み込み、第一号のおおつち職員になる吉山君と、首都圏総合施設長の宮本君が、途中、浅草かっぱ橋で、私も合流して調理道具を買って積み込み、大槌に入ります。子ども夢ハウス大槌の看板を5月11には入口に掲げます。   募金活動を拡げたいです。たくさんの方々に、この運動を拡げて頂きたいです。よろしくお願いします   募金問い合わせ先    〒753-0801 山口市中尾787-1                    夢のみずうみ村山口デイサービスセンター                    TEL(083-995-2820) FAX (083-995-2825)                   アドレス  yume@yumenomizuumi.com ゆうちょ銀行の振替口座へ払込みをお願いいたします。 口座記号番号 01300-4-102234 口座名称(漢字) 夢のみずうみ村 夢ハウスおおつち基金 口座名称(カナ) ユメノミズウミムラ ユメハウスオオツチキキン   (銀行名) ゆうちょ銀行 ( 支店名)  一三九店(イチサンキュウテン) (預金種目)   当座  口座番号 0102234   (口座名称) (漢字) 夢のみずうみ村 夢ハウスおおつち基金                                                        以上

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「センチメント人間」と「センチメートル人間」

実に久しぶりにブログを書く。書き始めの大1回目は関西空港から那覇に移動する機内。二回目の今日は盛岡、仙台、浦安を経由して山口に戻る機内。最近は、毎日寝場所が異なる。全国研修の真最中。朝から晩までしゃべり続け、移動して、一寝入りしてまたしゃべる繰り返し。12月から3ヶ月間もこうした暮らしをしていると、芸人ではないかと錯覚に襲われる。何を本当にしているのだろうか。  おもかげ復元師の笹原留似子さんに出会ったことがすべての始まりである。彼女に会わなかったら、私は大槌を知らなかった。命を自ら絶つ子ども、仮設住宅で認知症が進む高齢者の事実。私の心が走った。厳しい現実の数。できることを始めたいという衝動である。するべき課題は、地元山口や、首都圏においてもたくさんある。7月から世田谷で夢のみずうみ村が始まる。「なぜ?大槌に?!」という声が内外から私の耳に入る。私自身が、ただそうしたいという気持ちを抑えられないだけである200余名も職員を抱える経営者としてはそれはまずいと周囲の英知が進言してくれる。そんな中で大槌の事業を開始することに決めた。より厳しい現実があるだろうが、何が正解で、本来どうしたらいいのか誰もわかるまい。ただ、そうしたい、そうすべきだと思ったのである。そこで、開始することにしたのが「1億円募金」である。  私は、夢のみずうみ村の事業を展開する際に事前に情報収集やマーケッティングや、知識を収集し、緻密に計算して事業を推進するタイプでは全くない。直感的、直情的、情動的で経営者としてはおそらく向いていない。前者の尺度を持つ人間をセンチメートル人間と呼び、後者の尺度をセンチメンタル人間と呼ぼうと思い立った。そのことを、琉球リハビリテーション学院卒業式の壇上で学院長あいさつの中で語ろうとした。言語的に意味が通じるかと広辞苑で調べたら、センチメンタル人間は単に感傷的人間という意味合いであり、どうも私の真意と違う。「センチメント」という言葉があり、気持ち、気分、情緒と訳されている。そうだ、私は、この気分、情緒を人間の尺度としたいと感じたのだ。そこで、「センチメートル人間」ではなく「センチメント人間」と造語。  卒業生には、計算づくで人生を歩くな、自分自身の気持ち、意思、情緒を重視した生き方をしろと話した。  まさに、それは、この「子ども夢ハウスおおつち」建設募金を開始しようとしたことに全く連動している。理屈ではない、計算づくではない、気持ち優先でいいと信じているのだ。 「トップがそれでいいのか!」の声には「結果でこたえたい!!」と、応じておきたい。   3・11 東日本の大震災・大津波から2年たっても、大槌は一面サラ地である。町役場(旧小学校)前に72坪の土地を借りた。そこでスープ屋を開始するつもりで、先週も講演会の合間に北上から釜石、大槌と車で入った。不動産屋の家子さんのプレハブの店が役場前にあり、その隣である。プレハブ6棟を連結する話をしていったん帰ってきたその3日後。相談した大槌町の都市計画課から電話が入った。新規に仮設であれ立ててはいけないというのだ。土盛り計画が始まるからだという。地元では、そうした計画がすぐさま実行されないという感触だと言われて、土地の契約までは勧めたのだが、厳しい話になった。 何か、手探りで地元とのつながりをつけたい一心で借地したのであるがどうもうまくいかない。もう一軒、7LDKの一軒家を「家子不動産」から紹介して頂けた。高台に残った家子さんの物件だそうで、中は改装されている。直感が働いた。1階を「夢のみずうみ村おおつち」で高齢者が出入りされ、2階を、いつでも子どもがやって来られる場所にしよう。職員の吉山君に4月から常駐してもらう。大槌ではすでに2人のスタッフ候補が見つかってもいる。きちんと給料が払える体制を早く作りたい。 こうしていた矢先に、大槌町都市計画課から、72坪の市役所前の借地は、すぐに土盛りして再建する計画実施なので、計画を控えてくれとの要請が来た。致し方ない。町の再建復興計画に従うまで。そこで、7LDKの借家を即決した。とっかかりをつくりたいからだ。1億円という途方もない金額を集めながら、スピーディーに事業を具体的に進めたい。走りながら考えるセンチメント人間の真骨頂を見せたい。1億円という募金活動は、途方もないことには全く思えない。走るんだ、ただひたむきに前を見て走るのだ。センチメント人間よ、力を貸してと大声を出しながら走るんだ。  このブログをご覧いただいている皆さん。輪を広げる働きに力を貸して頂けませんか。ご寄附を募ることが最終目的ですが、手段としては、まず広報活動です。この運動をできるだけ多くの方々に紹介していただけませんか。紹介の輪を何重にも広げていくことこそ、求められる運動です。センチメント人間を増やそうではありませんか。

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