日別アーカイブ: 2020年3月30日

ただ祈るしかない 

これだけのコロナウイルス被害を全人類が予測できていなかったのか? いなかったのだ。まだまだ先が見えない。このざまだ。TVはじめマスコミは、どこの国の死者数が多いとか少ないとか、何県で感染者が出たとか臨時テロップを流す。祈りがない。願う意識を持ちたい。静まってくれ。人類が滅亡するぞという状況になれば、テレビの画面で、叫ぶだろう。「みなさーん。祈りましょう!もはや、人類滅亡が近づいていまーす!」と、なるのだろう。イランなどの戦争紛争地の難民キャンプではコロナウイルスはどうなっているのだろう。どこからも放送されない。先進国の情報は素早く入る。こんな状況下でも、まだ、かの地では戦争しているのどうか?何という人間の愚かさだろう。わが力、人間の微力さ、愚かさを知らされる。 施設に通ってこられる利用者さん、そのご家族、勤めている職員、そのご家族。その方々の事ですら十分に手が尽くせないが、施設として最大限のことをしているかどうか自問自答する。職員が、各所で一生懸命対応してくれている。目に見えてやってくれている。でも、休みたいという利用者さんは相当数おられるし。しっかりご自分のリハビリのために通所なさる(家族が許す)方々も結構ある。見えないコロナという敵であるがゆえに、過剰反応すべきれば、施設をまず閉鎖すべきかもしれないと考えた。ならば、その間の収入減を、国が保証してくれるという裏付けは全く聞こえてこない。だからそれはできない、というのがいずこの通所介護施設現場の実態であろう。 千葉の障害児(者)施設が、施設内感染したとの報道あり。名古屋のデイケア(サービス)施設にも感染者が出たとの報道が数週週間前にあった。隔離する、閉鎖する以外に国自治体は手を打った形跡(報道)を知らない。経済対策・支援の対策について、マスコミから政府の内容を聴く。いつもそうだ。こういう時は、強いもの組織(会社)・個人がまず、すくわれる手を国は考え始める。しかし、今回はそうも言っておられないと国は考えた節があるような報道が耳に入る。中小企業、自営業、個人事業者、個人への支援という声である。障がい者、独居高齢者、認知症家族、老々介護家族、入所施設、通所施設に始まる、あらゆる、医療福祉施設に住む人間、働く人間、その家族。こういう人々が、おそらく、まず、一番、コロナに襲われるリスクが高いはずだ。手を打ってくれよ!安倍さん! 今朝TBS系の番組で、辛坊さん(男性アナウンサー、日本テレビ系列によく出ておられ、ジャイアンファンだと思うので、カープファンの私は敬遠気味のマスコミ人であった)がキャスターで出ていて、こう叫んだ。「ちまちま、やるより、赤ちゃんから子どもまで一人100万円出すという大胆な発想は持てないのか。120兆円(そういったと思う)という国家予算を超えるような額だけど、そういう思いきった施策を打つということしかない! いろいろ議論するマガあるのか? 消費税ゼロという主張があると。あれだけ議論してきたた社会保障費に充てることが崩れるではないか! 肉券、魚券を出したら? ふざけるな! 業界団体からの圧力だろう。それを実現するまでにどれだけの時間ロスがあるか、かんがえてみてくれ!」と、興奮気味に喋っていた。潔い、気持ちよいと思った。人類滅亡の危機となれば、誰もが、こうした程度の発言はするだろう。手初めに過ぎない。 密閉・密集・密接・の「3密対策」を小池都知事が言い出した。それを、我が夢のみずうみ村で検証してみた。 密閉は、大型施設であるから、我々の施設では、空いている空間が多いと思う。それでも、定期的に窓を開けるようスタッフに頼んでいる。「密接」している場面は朝のプログラムボード選択、バイキング、お帰りリハビリだ。プログラムボードは、手洗いを先にやっていただくことで、密集タイミングをずらす意図がある。バイキングは、職員が全てを介助し利用者さんはご自分のトレイを運んでお好きな場所で召し上がっていただくという、従来の方式を残しながらの苦渋の自立リハビリプログラムとした。「密接」は、通常の、家庭用テーブルをはさんでの食事、会話が行われている。プログラム展開時の利用者さん人口密度が高い場面は、施設ごとで吟味した。密集度の高い料理教室は、浦安デイ、山口デイ、防府デイでは中止、世田谷では、空間を確保してOKとした。パン作りは、浦安デイでは中止とし、山口デイ、防府デイ、世田谷デイではOKとした。理屈を並び立てればきりがない。スタッフの「出来る・できないという気持ちに添う」しかない。利用者さんは、皆さんは「中止やめて」であることは百も承知の中での決定である。善悪の判断は神ですらわかるまい。 翻って、夢のみずうみ村のような大規模デイにおいても、夢のみずうみ村のFCグループ施設個々においても、消毒対策とかは適切に必死に行っているはずである。いずこの福祉施設も同様であろう。だから、水際で踏ん張っていられるのだ。だけども、首都封鎖、通行自粛要請などという声掛けが、高齢者の方々、ご家族を震撼させる。「通所施設利用控え」に歯止めがかからない。 矛盾しているなあと思うことがある。『3密対策』の最も禁止されるべき場所は、パチンコ店、麻雀店ではないかと思う。屋形船は、感染者が出たから個別に業種名が挙げられた。浦安の屋形船は見事に寂れて停泊中だ。レインボーブリッジから、車で運転していても確認できていた隅田川の屋形船風景は皆無だ。それでてたパチンコ店の灯りは賑やかにチカチカしている。カラオケ、レストラン、など自営業種の名前が挙げられる。それがダメなら、いの一番にパチンコ店はダメだろう。マージャン店はダメだろう。政治力学が働いているのだろうと素人は思う。やめてほしい。今こそ、平等に、全人類に手を打って、協力しようよと国が主導してほしい。 先述の千葉の施設は、職員も感染していて、入所者さんの介護をする手がいなくて支援要請を行政等に出していると報道あり。重度障がい者施設の苦悩、苦心は、我々の施設よりもはるかに厳しい。現実対応の中で必至だろうと察して余りある。今の私のようにトップに立つものが、ブログを更新しているような時間すらないはずだ。申し訳ない。 いいわけだが、これは、私自身が、少し、気分転換するための所作である。お許し願いたい。わが施設の現状を鑑みて、あらゆる苦難の激震が襲い、コロナショックが象徴している。職員皆の力で、利用者さん個々の力で、ご家族総動員の力で、はやく このコロナウイルスが去っていくことを願う。ただ、祈るしかない。

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