日別アーカイブ: 2013年7月10日

安渡地域交流会

日曜日は旧安渡小学校で安渡町内会と安渡公民館主催、東京大学まちづくり支援チーム協賛イベント「安渡地域交流会in 七夕」に参加してきました。

子ども夢ハウスおおつちも少し協力させて頂きました。

元々安渡地区に住んでいた方々をお呼びし、安渡の良いところや思い出をみんなで語れる場所作りを行いました。

お茶っこサロン、ガリバーマップ、昔からの地域活動の展示、ビデオ上映や演劇の上演等の様々な催しがありました。

七夕飾りは夢ハウスの子どもたちと、仮設に住んでいらっしゃる方々が協力して作りました。

公民館のふれあいホールの出入り口に飾り、こんな感じに。

用意した大きな竹は仮設の男性支援員さん方が切って持ってきて下さり、当日にセッティング。

本当にありがとうございます!アップで撮れば良かったー(>_<)

a

子どもたちの短冊には・・・「勉強ができるようになりますように」、「すごいおもちゃが手に入りますように」

「ウルトラマンになれますように」、「むしばになりませんように!」

いいねっ! みんなの願いごとが叶いますように。

 

ガリバーマップのコーナーを覗いてみると・・・

多くの方がすでに書いており、地図上に付箋がたくさん。

そして子どもは特にたくさん書いていました!一枚書くごとにお菓子つかみ取り券がもらえるからです。

おかげでたくさん準備してあったお菓子はほとんどなくなってしまいました(笑)

bc

今回のガリバーマップは安渡地区を中心とした巨大地図に、「安渡の思い出」、「願い事」というテーマでそれぞれの思いを付箋に書いて、その場所に貼るということをしました。

みんな地図の上を歩いて、様々な思いを地図上に現わしていきます。

子どもたちは自分たちが住んでいた場所探しから始まり、この場所にこういったものがあったらいいなというものを書いて、貼っていました。多く貼ってあったのが、公園です。当たり前ですが、安全に思いっきり遊べる場所を求めています。

あとは駄菓子屋、映画館等・・・色々ありました。夢ハウスでハムスターを飼っているから、ハムスターと書いて夢ハウスの上に付箋を貼ってくれた子もいました。

 

続きまして、お昼からは演劇がありました。群馬県の劇団「劇団ブナの木」の皆さんが来て下さいました。

上演作品は「よだかの星」「雪渡り」。 子どもたち、みんな集中して見れるかな?と思っていたら・・・

演劇ってすごい迫力ですね!猛暑の中、迫真の演技で子どもたちはみんな虜に!

「おもしろいね~!!」  ついつい叫んでしまう子どもたち。

子どもにとっても大人にとっても本当に楽しめる内容でした。劇団の皆様本当にありがとうございました。

d

記念撮影です。 掛け声はもちろん・・・ 「安渡はまがまちぃ~!!」 皆さん本当に素敵な笑顔でした。

イベント参加人数は総勢80名ほどだったそうです。

安渡に戻りたくても戻れない人、安渡を離れたくなくても離れなければならない人、

色々な立場の方がいらっしゃると思います。でも共通することはみんな安渡を、そして大槌を愛していること。

来られた方々は一部かもしませんが、久しぶりの再会を果たしたり、懐かい思い出話に花を咲かせたり、安渡や町の復興について前向きに考えることが出来るいい機会になったのではないかと思いました。

地域の方、東京大学まちづくり支援チームの皆様から本当に色々と教えて頂きました。

素敵な時間をありがとうございました。