日別アーカイブ: 2015年2月14日

はじめてのスケート

岩手の冬は今頃が一番寒いと言われています。しかし、今年は雪も少なく、昨年にくらべると暖かく感じます。最近の子どもたちは寒さで外で遊ばず、夢ハウスにこもって遊んでいることが多かったのですが、今日は思いっきり体を動かしにきました。大槌町で子ども支援をしている団体と共催して月に1回、遊び場の少ない子どもたちのために活動している「みんなの遊び場」のイベントで、今月はみんなでスケートをして遊びます。大槌から1時間弱行ったところに遠野市スケート場があります。しかも天然です。池に氷がはった状態で、この地域の寒さが思い知らされます。最初は「えっ怖い。氷が割れて落ちたらどうするの?(特に重い私)」と思ってましたが、氷の厚さが15cm 以上あるので大丈夫とのこと。しかし、安全重視で今シーズンの営業は今日までだそうです。 

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子どもの参加者が今までで最多の34人、大人は保護者を含めて19人、合わせて53人でバスをお借りして到着しました。大槌近辺にはスケート場がないので、ほとんどの子がスケート初体験です。みんな最初はおっかなびっくり。手すりから離れない子が多い()

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しかし、さすが子どもはすぐ慣れます。へっぴり腰だった子が1時間もしたらすいすいすい~。特に女の子が早い。男の子はダイナミックに転びながらも滑れるようになってきました。スケートをするのにも個性がみえました。転ぶのが怖くて、やめてしまった子もいれば、転んで転んで一番早く滑れるようになった子。

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今日はスケートの先生も来て下さって、基本的な滑り方から丁寧に教えてくださいます。スケート靴の紐の縛り方でも先生にコツを教えてもらったら滑れなかった子も滑れるようになりました。目から鱗です。

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スケートリンクの隅に、雪でできた祠(ほこら)があります。雪がかなりふる地域ならではですが、すばらしいかまくらで、子どもたちにも大人気でした。2時間近くスケートを楽しみましたがまだ滑りたい~との事。この施設にはお風呂もあるので、寒くなった体をあたためて、ゆっくり湯船にも浸かり、子どもたちは大満足。冬を楽しんだ1日でした。