すりきず公園の撤去始まる

いつもブログをご覧になって下さっている皆様、ありがとうございます。

最近滞っており、申し訳ありませんでした。ここ最近の出来事を紹介致します。

いよいよ、すりきず公園の撤去工事が始まりました。これは土盛りの関係上、公園の半分を削り、仮設道路を作るための工事だそうです。

幸い、神社側はまだ撤去しなくてもよいとのことなので、滑り台やモンキーブリッジ、ブランコ、サッカーコート、東屋は残しております。

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重機がたくさん入ってきて、着々と工事が進んでいきます。工事中、公園で遊ぶのは危険なので、子どもたちは近寄らないように注意をしあっていました。

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少しでも早く、また安心できる町になることをみんな願っています。

★ハッピーハロウィン★

いつも子ども夢ハウスに温かいご支援ありがとうございます。

今日は子どもたちがと~っても楽しみにしていたハロウィン仮装パーティーです。友達と何に変装する?と前から準備していました。今はいろんなハロウィングッズも売られておりますが、女の子は自分の衣装や小物をミシンを使ってちくちく縫ったり、男の子は剣ややりを新聞紙などを使ってそれは見事に製作しました。

土曜日ということもあり朝早くから集まり、パーティーの準備です。ハロウィンといえばかぼちゃ。かぼちゃのカレー、かぼちゃのグラタン、みんなで野菜の皮をむいたり、切ったり、子ども達が協力して作ります。

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 男の子たちはマッシュポテト作りに大活躍。おもしろいポテトの作品がたくさんできました。子どもたちの個性がでています。

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お昼になり、みんなそろっていただきます!今年は20人以上の子供たちが集まり、にぎやかな会食です。みんなあっという間に食べてしまいました。食べ終わると子どもたちは自分たちの仮装に大忙し。魔女や赤ずきん、白雪姫、ゾンビ、ドラキュラ...中でも最近人気なのが血のりメイク。今日はいつも夢ハウスで子どもたちと楽しいワークショップをしてくださる「からふる」さんも駆けつけてくださり、子どもたちから「顔に血をつけて~」とせがまれて、大人気でした。

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 みんな準備ができて仮装行列の出発です。今年は長い散歩気分で片道1時間、10か所のお宅を訪問してお菓子をいただきます。「トリック・オア・トリート!」(お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ)をかけ声にご近所を訪問。みなさん子どもたちのためにたくさんお菓子を用意して待っててくださいました。それにしても子どもたちの多いこと。お菓子めがけてバーゲン状態です()

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子どもたちはかかえきれないほどのお菓子をいただいてご満悦でした。ありがとうございました。

みんなで変装して歩いたいつもと同じ道も景色が違って見えたね。子ども夢ハウスの活動を通して、最近子どもたちの結束力が強くなったと感じます。新しい友達も増える中、大きい子が小さい子の面倒をみて、子どもたちに友達を思いやる心、優しい雰囲気がでてきて、みんなの成長を感じました。みんなで支えあって子ども夢ハウスも子どもと一緒に成長していきたいと思います。日頃からの皆様からのお力添えのおかげです。これからもどうぞよろしくお願いします。

子ども夢ハウスおおつち 「震災5年目の今」

共同通信ニュースのニュースサイト、47ニュース。
「震災5年目の今」というテーマで
子ども夢ハウスおおつちの記事が掲載されています。
上・中・下と掲載されています。
長期間に渡り、取材をして頂いた中での貴重な記事です。

子ども夢ハウスおおつちがどのような活動しているのか、ここに来る子ども達は何を思い、考え、どう暮らしているのか。。。
深く考えさせられます。
子ども達と悪戦苦闘しながら、悩みながら歩んできた日々を思い出します。

山口さん、本当にありがとうございます。
これからも安心できる場所であり続けたいですね。

http://www.47news.jp/47topics/shinsai5nen/2015/10/post_20151020155635.html

★子ども夢ハウスおおつち旅行★3日目

昨日のディズニーランドの興奮さめやらぬ子ども達ですが、もう一つ子どもたちが楽しみにしていたことがあります。夢のみずうみ村浦安デイサービスセンターで利用者さんと会うことです。いつも子ども夢ハウスを見守って下さる、おじいちゃん、おばあちゃん。

旅行3日目は宿泊した浦安デイサービスセンターにいらっしゃる利用者さんと交流しました。朝、布団から起きると、布団を運んで、お世話になったお部屋のお掃除、朝食をすませると、9時くらいから利用者さんがいらっしゃいました。

玄関で元気よく子ども達が「おはようございます」と出迎えると、にっこり素敵な笑顔のおじいちゃん、おばあちゃん。「よく来たねえ」と温かく子どもたちを受け入れてくださいました。

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一緒にお茶を飲んでお話をしたり、プログラムを楽しんだり、一番子ども達に好評だったのは歩行者用プールで利用者さんが歩く中、泳ぐことです。

子どもたちは今も仮設の小学校で学校にプールがありません。しかも夏が終わっても温水プールで泳げることがうれしくて仕方ない様子。利用者さんが何周もプールを歩くそばを、子どもたちはすいすい泳ぐ。お邪魔になって申し訳ないんですが、にこにこと子どもたちを見ながら「元気だねえ」と言って下さり、和やかな雰囲気が微笑ましいひと時でした。

お昼時間になって利用者さんと一緒にバイキングで昼食です。

その後、誕生日をむかえたくっそー(藤原代表)にサプライズでお祝いをした後、みなさんに御礼をいい、帰りました。

帰りのバスの中ではそれぞれに思い出を語り合い、なんとなく友達同士の仲も深まった様子。あっという間の3泊4日の旅でしたが、子どもたちの心に忘れられない思い出ができました。この旅行を支援してくださった皆様、またいつも温かい励ましをくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

★子ども夢ハウスおおつち旅行★2日目

昨夜遅く寝たにも関わらず、6時前からごそごそと起き出す子ども達。早くディズニーに行きたい様子で外を見るとあいにくの雨…

早く行きたいと朝ごはんをしっかり食べて、30分ほどバスを走らせ、到着しました。東京ディズニーランド。

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なんということでしょう!着くと雨が晴れているではありませんか。これも日頃の子どもたちの行いがよいからですね(*^^*)

ハロウィンパレードもあり、大混雑のディズニーランド。子どもが19人いるので一人一人に必ず大人が付き添うように大学生のボランティアさん、みずうみ村世田谷デイサービスの職員がお休みにも関わらず来て下さいました。本当にありがたいことです。

たくさんのアトラクションに乗りたい子どもたちですが、かなりの混雑の為、1~2時間待ちは当たり前です。ディズニーランド達人のボランティアさん達が、効率よく乗り物に乗る為、走り回ってくださったおかげで子どもたちは大満足。「とても楽しかった!」「いっぱい乗り物に乗ったよ!!」と喜びの声。

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朝9時から夜9時まで1日中ディズニーランドを満喫しました。今夜も浦安デイサービスに宿泊する子ども達。一日歩き回った疲れも見せず、歩行者用プールで泳ぐ子、お土産を友達同士で見せあう子、楽しかったね~と話しに花を咲かせる子ども達。感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのお力がなければ、こんなにも楽しい思い出を作ることができませんでした。心より感謝申し上げます。

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★子ども夢ハウスおおつち旅行★1日目

秋晴れのさわやかな季節となり、木々も紅葉し始めてきました。毎年この時期に子ども夢ハウスでは年に1回の旅行に出かけます。

昨年は青森県の恐山や水族館に行ってきました。今年は以前からの子どもたちの希望だった東京ディズニーランドに行くことになりました。ディズニーランドがある浦安市には、「夢のみずうみ村浦安デイサービスセンター」があります。そこに宿泊し3泊4日の旅です。

子どもたちはずっと前から仲良しのみんなで旅行することを楽しみにしていました。何を着ていこうかな♪どんな乗り物に乗ろうかな♪みずうみ村ってどんなところなのかな…

10月10日は小学校の学習発表会でした。お昼すぎに下校、そこからバスに乗り、子ども20名、保護者5名、スタッフ4名、総勢29人のバス旅行です。大槌町から浦安市までは早くても8時間かかります。子どもにはちょっとしんどいと思われますが、そこは飽きる暇なく旅を楽しもうと、なぞなぞなどのレクゲーム、ビンゴ大会、みんなで楽しみ、笑いあいました。車中でカラオケもするとマイクを握って離さない子も笑

レクで1位になったチームの子どもたちはくっそー(藤原代表)が景品をプレゼントし、大喜び。サービスエリアで休憩しながら浦安デイサービスセンターに着いたのは、夜の22時。

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施設長が遅くまで残って下さり、みんなを温かく出迎えてくださいました。子どもたちもへとへとかと思いきや、みずうみ村に着くと、多種多様なトリムがある施設に目をらんらんと輝かせています。ここがくっそーの働くみずうみ村なんだ!

いつも夢ハウスで出会う、くっそーとはまた別の姿。

子どもたちは興味津々で利用者さんが行うプログラムを目にします。お風呂の代わりに歩行者用の温水プールで泳ぐ子もいれば、明日に備えて休む子も。明日は待ちにまったディズニーランドです!

夏休みの思い出

夏の暑さが嘘のように、朝夕めっきり涼しくなってきました。夏休みも終わり、2学期を迎え、学校から帰って来ると子どもたちはサッカー、バドミントン、縄跳び等外で遊ぶことに夢中です。

夏休み中は暑いので海で泳いだり、川で水遊びしながら魚をとったり友達と楽しい時間をすごしました。一番のイベントはキャンプに行ったことです。いつもお世話になっておりますカリタスジャパン様の主催で「種山高原星座の森」でキャンプをしました。大槌だけではなく沿岸被災地の子ども達と1夜を過ごしながら共に協力し友達を作り楽しく学びあう機会となりました。

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大人と協力しながら自分たちで泊まるテントを組み立てたり、夕食はみんなで野菜を切ったりお肉を焼きながら、バーベキューをしました。もちろん夢ハウス愛犬ポップも一緒に参加してとってもうれしそうです。お肉の匂いにたまらないポップもたくさんお肉を食べました。

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 バーベキューを食べた後はみんなで1列に並んでスイカの種飛ばし。種飛ばしのすばらしい記録を作り、みんなで笑ったね。

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夜はキャンプファイヤーもしました。子どもたちが火を灯し、神秘的な明かりの中で「友情の火」の誓いを立て、火を囲んで歌を歌ったり、踊ったり、子ども達がレクリエーションを創意工夫し発表して、みんなが心から楽しみました。

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 花火も楽しんで、最後は満点の星空の下、星座観察会をしました。星座の森と言われるキャンプ場だけあって空いっぱいの星空です。「夏の大三角形」「北斗七星」星座の由来を聞きながら、ただぼんやりと星の瞬きを見つめ、時おり、流れ星を見つけ願い事をしたり・・・。外で芝生の上で仰向けになりながら、ゆっくりと夜の時間を過ごす幻想的な時間でした。

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2日目も朝早くから森に入り、昆虫採集。バッタ、せみ、トンボ、子どもたちの大好きな虫をたくさん捕まえました。その後、森林インストラクターの方と一緒に森林に入り、探索をしました。木や虫の種類、特徴、生態を学びながら岩に登ったり、自然とふれあいました。

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暑くて大変でしたがみんなゴールまで頑張って歩いたね。

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 最後は宮沢賢治の「風の又三郎」と一緒に記念撮影。

今回の体験を通して、自然の中で仲間と協力し合い、遊びの中から友達を作る方法や人に対する思いやり、社会のルールを学びました。決してテレビゲームなどのバーチャルな間接体験では学べない大切なことです。たくさんの素晴らしい思い出を作って下さったカリタス様、他関係者の皆様、心から感謝申し上げます。

 

第二回大槌町 音楽を親しむゆうべ

いつもあたたかいご支援を賜りまして、心より感謝致します。

残暑の中、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

大槌町はずいぶんと土盛りが進み、一日、一日と風景が変わっているのを感じます。子どもたちの夏休みはお盆を迎え、来週の18日(火)から学校が始まります。現在、子どもたちは宿題に追われる毎日を過ごしております。

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震災から44ヶ月になろうとしている810日、株式会社白寿生科学研究所の原様を始め、白寿ホールの皆様、音楽家の皆様のご協力のもと、大槌町中央公民館で「大槌町 音楽を親しむゆうべ」コンサートを今年も開催することが出来ました。

大槌町内外から仮設住宅にお住まいの方、在宅にお住いの方、60名程の人数が集まり、音楽家の熱狂的なファンの方も大勢来て下さいました。

(株)白寿生科学研究は子ども夢ハウスおおつちの開設当初より、私達の活動に賛同して頂きまして、月1回のチャリティコンサートの実施、311日にはHakuju Hall公演の収益金の全てご寄付をいただいております。(http://www.hakujuhall.jp/schedule/concert/index.html

大槌町に足を運んで下さった音楽家の方は世界的に有名なメゾソプラノの林美智子さんとピアノの石野真穂さんでした。

実はこのお二人は去年も来て下さいました。こちらに来たくても来られない音楽家の方々がたくさんいるということをお聞き致しました。いつもこちらに心をお寄せていただき、本当にありがとうございます。

 会が始まる前に今年の311日の収益金、募金の贈呈式が行われました。子ども夢ハウスの運営資金として活用させていただきます。ありがとうございます。

会が始まると場の空気は一変しました。「赤とんぼ」をはじめ、日本の歌を中心に披露して頂きました。

林美智子さんの身体全体から発せられる声を通して、始めは子どもたちは声量に大変驚いていましたが、聞いている大人や子どもたちは豊かな世界へとどんどん引き込まれていきます。石野真穂さんのピアノが林美智子さんの素晴らしい声を引き立てていきます。一緒に奏でていきます。

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最後には「花は咲く」、「ふるさと」を会場全員で大合唱です。音楽家の方々、聴衆の皆様も涙、涙、涙のコンサートとなりました。本当に充実した貴重な時間となりました。

会が終わると大歓声の元、夢ハウスの子どもたちが花束の贈呈を行いました。

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聴きに来て下さった方々から「本当に感動しました」。「心が洗われました」。「明日から力強く生きる力をいただきました」。「本当にありがとうございました」。等々、感謝、感激の言葉を本当にたくさん頂きました。

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音楽を聴きにきてくださった皆様、この会に関わって下さった皆様に感謝致します。本当にありがとうございました。

子ども夢ハウス園芸部始動!!

中学生が中心となり、子どもたち主体の子ども夢ハウス園芸部がこの度、発足しました。

以前、くんせい作りや木工作業ができる作業小屋があった場所です。

まずは部員を集めないとと、チラシ作りから。

部長曰く「この部活に入るときは親御さんの許可も必要だよね?」、それを聞いた吉山、成長したなぁとと心の中で思いながら、「そうだね、しっかりした部活にするためには、自分が何の部活に入るか、自分で親にしっかり伝えないといけないからね」と。

それから園芸部のやること、目標など、そんなこんなで色々な決まりを作るところから始まりました。

気合が入っています。園芸部長。

学校から帰ってきてから活動する、放課後園芸クラブです。

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山口県からはタイミングよく、農業のプロである岡田理事長が駆けつけて下さいました!ありがとうございます!!

それまでに畑を耕していたので、

早速色々な苗、肥料を購入し、苗植えを行いました。

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トウモロコシ、スイカ、メロン、ミニトマト、

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みんなで土をいじり、自分より大きい道具を使いながら、わいわいやってます。

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鉢に植えていたブルーベリーを地植えにしようということでみんなで力を合わせて、穴掘りから。

しっかり根付いて、たくさんブルーベリーがてとれますように。

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大槌は梅雨入りしましたが、朝晩、まだ冷えることがあるので、メロン、スイカにはビニールをかけてあげました。

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これで完成です!!

これから野菜の成長もブログで更新していきたいと思います。

ご支援をいただいた方のお名前を木札に銘記しています

いつもあたたかいご支援を賜りまして、心より感謝申し上げます。

2013年3月に開始したおおつち基金は現在も継続しております。今日は子どもが壁に貼るお手伝いをしてくれました。

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ご支援をして下さった方の想いをしっかり感じながら生活が出来るようにと、ご寄付をいただいた方々のお名前を木札に銘記して、壁に貼らせていただいておりました。2年間で724枚の木札があります。本当にありがとうございます。

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