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子ども夢ハウス大槌 終業に伴う 感謝・御礼

2013年4月11日に始めました「子ども夢ハウスおおつち」は、最後の一年間を親の会に業務委託して運営を継続してまいりましたが、本年3月末日で終了いたしました。これをもって、「子ども夢ハウス大槌」の全事業が終焉いたしました。この間、多くの方々にご支援を賜りました。皆様の「お志」で、今日まで継続してこれました。衷心より御礼申し上げます。  振り返ってみますと、震災後2年後に始めた意義は大きいことであったと強く感じます。復興の過程の中で、心のよりどころを見失いがちになりそうなタイミングがその時期ではなかったかと、他の災害事例、若者の失踪事例の報道などから情報を得て感じるのです。「子ども夢ハウスがなかったら、〇〇〇でしたね。」という声を、開設以来、本当にたくさんの方々から伺いました。「すりきず公園があってよかった」という声も、ずいぶん伺いました。今もなお大槌に、あれだけの広さで、あれだけの内容の公園は身近にありません。  現在、安渡地区は復興住宅も盛り土の上にできた高台に立ち、子どもたちも仮設住宅から新しい家に引っ越しました。旧子ども夢ハウスの借家は、そのままに、かの場所にあります。すりきず公園のあった場所にも家が建ち、面影は全く消えました。しかし、すりきず公園裏山の神社の斜面に作った、スライダーまで横から昇っていく坂道に、子ども達が滑り落ちないようにと、ボランティアの皆さんが作ってくださった小さな木の柵が、しっかり残っているのです。間違いなく、ここで子どもたちがはしゃいでいたという証拠、記念物体があるのです。木製の小さな作りですが、朽ちないことを願い続けます。それ以外には、安渡公民館も、安渡小学校も、みな新しくなり、思い出がすっぽりと消えた感があります。職員として最初から頑張ってくれた吉山君とマイナス4度(山瀬の風が吹きすさび、体感温度おそらくマイナス10度)の中、二人で夜遅くまで細々と、鼻水すすって作ったクリスマスイルミネーション。遠くの方からも見えるようにと、二人で必死に高い木々の上にひっかけようとして齷齪した神社の樹木は健在です。3.11に夜空に光る風船を飛ばした場所には、水産加工場が建ち、面影は全くありません。 復興したのです。  何ができたか、何を私たちはやったのか、これでよかったのか、もっとやりようはあったのではないか。思いは複雑です。ただ、必死に、目の前のことをやってきたにすぎないのです。計画性はあるようでなかったので、ご批判も受けました。賛否両論、いろいろのご意見を賜りました。この場で御礼申しあげます。皆様の、ご支援、ご意見、お気持ちがなければ、ここまで続きませんでした。この紙面をお借りして御礼申し上げます。  親の会の皆さまには、新しい場所に移転しての運営を1年間していただきました。まる投げ状態でお願いいたしましたが、心をしっかりつないで頂き、あたたかく、しっかりと夢ハウスを受け継いでくださいました。本当にありがとうございました。この場をお借りし御礼申し上げます。  スタッフとして、最初から最後まで頑張ってくれた横ちゃん。通っていた小1のK君のお母さん。職員になって頑張っていただきありがとう。大きいお兄さんとして夢ハウスに時々通っていた当時高1のT君。その後、職員になってくれて、最後まで子どもたちを優しく見守ってくれましたね。本当に感謝です。スタッフの皆様、本当にご苦労・ご心痛をおかけしました。素敵な思い出がいっぱいできました。子ども達と一緒に、成人式、結婚式、その他、何でもいいから幸せのおすそ分けをする会合を作って会いましょう。  子ども夢ハウスを始めるから転勤してくれないかという勝手な要望に即答で大槌に移り住み込み、子どもたちの兄貴分、安堵地区のお年寄りのアッシー、拠り所、駆け込みハウスの住人となってくれた吉山周作君。今は、夢の村みずうみ村新樹苑(世田谷区)のデイサービスの責任者として引き続いて頑張ってくれています。感謝、感謝です。  事業報告、決算報告は、間もなく、ホームページにて掲載させて頂きます。本来なら、個々の寄付者の皆様には、個別に御礼とお知らせをすべきでありますが、こうした方法に替えさせていただきますことをお許しくださいませ。ここに、「子ども夢ハウスおおつち」最終終了のご報告のみとさせていただきました。  子どもたちの将来の発展、ご家族、ご支援いただいた方々のご幸福をお祈りしながら、この報告をおえさせていただきます。本当にありがとうございました。                                                  夢のみずうみ村 代表 藤原茂

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