夢のみずうみ村物語 その31 夢のみずうみ誕生秘話④

夢の湖村を秋吉台にという話

場所が見えるということは、お金が必要になりますし、ラッキーにも、どこかから寄贈話でもなかろうかという思いに駆られるものです。

夢のみずうみ村にある日、「秋吉台の家族村」周辺にオートキャンプ場を作る話が舞い込みました。オートキャンプ場を、園芸療法の核となる場所として利用し同時に高齢者から障害児までの交流の場(夢のみずうみ村)を作れるのではないか、という話に発展し始めたのです。秋芳町役場で町長さんとも話しました。秋吉台家族村の全職員さんにもお集まり頂き、夢のみずうみ村建設構想をお話ししました。家族村のロッジを年間を通じて数棟常時借用すること、レストランを活用してサービスを開始すること、植樹祭に利用した広大な土地やドリーネを利用して、ケイマンゴルフ場や、園芸療法モデルガーデンを作ること等を熱く語りました。私(藤原)を始め、理事のメンバー4人が参加し家族村の会議室で話したのが、今から5年前【編注:開設のおよそ3年前】の話です。

ロッジの借用料金の提示がないまま時間が過ぎていきました。今から考えると、夢のような架空話を、ひげを生やした、いかがわしそうな男を中心とする集団が突然目の前に現れるのですから、先方も慎重にならざるを得なかったと思います。要するに社会的信頼を得るということは、情熱があるだけではどうしようもならなかったと思います。秋芳町の関係者の皆様にはずいぶんとお騒がせした結果となり、結局、夢の話となってしまったことをこの場で謝りたいとおもいます。

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